esp 5 今日からあなたもクリエイティブ!ひらめきの粒を見つけアイディアを形にする方法
「今日からあなたもクリエイティブ、ひらめきの粒を見つけアイディアを形にする方法」というお話をお届けします。
みなさん、こんにちは
毎日をポジティブに、人生をハッピーに
インスピレーションの粒をお届けするNatsukiのLittle Talkへようこそ
今回は、「今日からあなたもクリエイティブ、ひらめきの粒を見つけアイディアを形にする方法」というお話をお届けしていきます。
私は、今は菜食レシピを開発したり、動画を作ったり、クリエイターとして活動していますが、以前は自分が、いわゆるクリエイティブ系、アーティスト系だと思ったことはありませんでした。
仕事も金融関係の左脳的な仕事でしたし、アートなど、何かをクリエイトする、創造するためには、特別な才能が必要だと思っていたんです。
でも、昔から写真を撮るのは好きで、菜食になってから、レシピ動画を見様見真似で撮り始めて、動画や情報を発信するようになってから、動画や写真や文章を作り出す技術はある程度学べるもので、それ自体はクリエーションというわけではなく、元となるアイディアを他の人たちと共有できる形にすることがクリエーションなのかなと思い始めました。
もちろん、私がいくら技術を学んでも、絵を描いたり、作曲をしたり、ダンスの振り付けをしたりするのは難しいと思いますが、実は私たち1人ひとりがそれぞれの方法、スタイルで、アイディアを形にすること、クリエイトする能力が備わっているのではと思うのです。
ジュリア・ロバーツ主演の大ヒット映画となった「食べて、祈って、恋をして」の著者、エリザベス・ギルバートさんは、著書「ビッグマジック」の中で、クリエイティブ、創造のプロセスをマジック、魔法と表現しています。
アイディアは至る所に溢れていて、形にしてくれるコラボ相手の人間を常に探している。
私たちは時として、そんなアイディアの誘いに応えて形にすることでクリエイトする。
ひらめきが舞い降りてきて何もないところから何かを創造するという、まるで魔法にかけられたようなプロセスなんですね。
おそらく、多くの人たちは、何かひらめいたこと、あ、これはこうしたらどうだろうと思った経験があると思うんです。
それが、クリエイティブなプロセスの始まりと意識していないだけで。
そして、更に多くの人たちが、アイディアから囁きかけられても、その声に気づかずに通り過ぎてしまっているのではないでしょうか。
クリエイティブな自分になるファーストステップ、ひらめきの粒の見つけ方はずばり、オープンでいること。
アンテナを張って、受信モードでいること。
前回の引き寄せの法則のお話で、私たちの考えが一定の波動を発信して、同じ波動のことが宇宙から送られるという話をしましたが、波動が乱れていると、それがノイズとなってアイディアの声がかき消されてしまう気がします。
過去に囚われてくよくよしている時、これから起こるかもしれないことを心配して不安や恐れでいっぱいな時、頭の中は、ネガティブな考え事が充満していて、ひらめきを引き寄せるスペースがないですよね。
私は、アイディアを受信したいと思う時は、意識的に静かな環境に身を置くようにしています。
それは、周囲からのノイズを最小限にするために、そして、自分の頭の中の声をボリュームダウンするために、TVやSNSを見ないようにしたり、瞑想をしたり、外に出て散歩をしたりすること。
そうしてオープンでいると、ふとした瞬間にアイディア、考えが思い浮かんで、居ても立っても居られなくなるというか、そのまま放置することができずに、うまくできるか分からないけれど、自分の能力の範囲内で形にしようと思って、クリエイティブなプロセスを始めることが多いです。
このポッドキャストもそうで
始める前に友人に、毎日がポジティブになるようなひらめきの粒を届けるというアイディアを話したら、じっくり時間をかけてコンテンツを作って、一年くらいして十分にコンテンツが溜まったらリリースすれば?とアドバイスされました。
中途半端に何かを始めるよりも、しっかり準備をすることは大事ですが、何かアイディアが浮かんで、それをどう実行に移そうか考えているうちに、完璧な計画を立てているうちに、これができたらやろうと思っているうちに、スタートのタイミングを逃してしまう人は多いのでは?
私のモットーは鉄は熱いうちに打て
旬なものは鮮度の高い状態で調理せよ
私は、じっくりと万全の体制を整えて始めるというより、思いたったら行動しないと気が済まない、やらないと、という衝動に駆られてしまうタイプなので、一年なんか待ってるうちに、アイディアが離れて行ってしまうよ!と思って、完璧な形には程遠いけれど、とりあえずこのポッドキャストをスタートしてしまいました。
それでも、実は最初にひらめいた時から、数ヶ月は何もしていなかったんです。
すぐに走り出さなかったのは、子育てで余裕がなかったからと言えばそれもそうなのですが、実際は、数ヶ月間、自分の中のネガティブキャンペーンと戦っていました。
本当にポッドキャストなんてやるの?誰が聴くの?誰も聴かなかったら?失敗したら恥ずかしくない?
準備を始めようと思うと、そんな声が聞こえてきて、行動に移すのを躊躇していました。
何か新しいことを始めようとする時、今までとは違うことに挑戦しようとする時、それを全力で止めようとする声が聞こえてくる人は少なくないのでは?
それは、失敗して傷つかないようにという自己防衛本能が働くからかもしれません。
オープンな状態でいて、アイディアからのコラボレーションの誘いを晴れて受けることができても、プロセスをスタートするためには、準備不足でも、完璧ではなくても、とにかくスタートすること。
そして、自分の中のネガティブキャンペーンに打ち勝つこと。
エリザベスさんの本の中で、書くことに自分を養ってもらうのではなく、書くことを養うことを約束した、という一節が印象に残っていて
つまり、書くことで食べていくことは期待せず、他の方法で生計は立ててでも、書くことは続けていこうと誓ったと仰っていて。
私たちがアイディアを形にしようとする時、それが、成功する、何か素晴らしいものになる、注目される、たくさんのいいねを集める、お金になるということを期待して、それが叶わないのなら、やる意味がないと思いがちですよね。
でも、重要なのは、何をクリエイトするかではなく、何かをクリエイトすること。
実際にやってみて初めて、アイディアを形にすることの楽しさ、実りの多さに気づくと思います。
素晴らしいものができなくても、誰にも見られなくても、一銭にもならなくても、アイディアを形にした、創造した、というだけで大成功なんですね。
頭の中のネガティブキャンペーンが始まったら
失敗なんてない
誰のためでもない、自分のため
より良い自分であるために、成長し続けるために、クリエイトするのみ、と
冷静に、丁寧に、語りかけましょう。
ひらめきの粒を見つけて、創造のプロセスをスタートすることができても、最後まであきらめずに、創造し続けることができる人は一握りかもしれません。
エリザベスさんも、アイディアとの出会いがあったとしても、全てが形になるわけではなく、形にするまで、しっかりと離さず、かなりの熱意を持ってクリエイティブプロセスに取り組む必要があるとしています。
ふわふわと辺りを漂っているアイディアの囁きの声を聞き取る、コラボレーションのお誘いを受けるという魔法のような体験があった後、それを本当の意味でものにするためには、地道な努力が必要なんですね。
コツコツと、晴れの日も、雨の日も、曇りの日も、誰にも見られなくても、ただ、自分がクリエイトしたいから、という理由だけでクリエイトする。
他人の評価のためであったら、お金のためであったら、途中で投げ出してしまうかもしれないけれど、ただただ、そこに形にされることを求めるアイディアがあるからクリエイトし続ける。
それは、ちょっと子育てにも似ているかもしれません。
命を授かるという奇跡、まるで魔法のようなことが起きて、その命が誕生して、毎日一生懸命育てるのは、何か見返りを求めているわけではなく、ただただ、そこにある命に求められているから。
完璧な親なんていないと思います。
全て正しくできる親もいないと思います。
でも、自分のベストを尽くして、その命の人生を形にするお手伝いをするんですよね。
どんな形であっても、クリエイティブなプロセスを続けていくことで、その中で、自分自身が、自分の人生が大きく変わっていることに気づく。
そんな素敵なことってあまりないのではないでしょうか。
まずは、ひらめきの粒を見つけ、アイディアの囁きの声に耳を傾けることから、始めてみませんか。
ということ今回は、「今日からあなたもクリエイティブ、ひらめきの粒を見つけアイディアを形にする方法」というお話をお届けしていきました。
みなさまの感想をコメント欄でお知らせいただければとても嬉しいですし、Little Talkで取り上げてほしいトピックや個人的な質問があれば、こちらから声をお寄せください。
それでは、see you next time!
今回のお話で参考にした本↓
BIG MAGIC (ビッグ マジック) 「夢中になる」ことからはじめよう。
エリザベス・ギルバート著
https://amzn.to/3yY2uJr
Big Magic: How to Live a Creative Life, and Let Go of Your Fear
By Elizabeth Gilbert
https://amzn.to/4bXGU6B